プレシディオ『私の人生～』披露に知英ら

　プレシディオ配給『私の人生なのに』の完成披露試写会が18日、新宿バルト９で開催され、出演の知英、稲葉友、監督の原桂之介が登壇した。

　同作は、音楽との出会いをきっかけに新たな夢へと進む、下半身麻痺となった元新体操スター選手を描いている。

　完成披露試写会当日、主人公の元新体操スター選手を演じた知英は「映画では新体操をしたり、車椅子に初めて乗ったり、しかも主題歌（『涙の理由』）まで担当して、チャレンジの多い作品だった。不安やプレッシャーもあって、でも改めて感じたのは、歌って素晴らしいということ。自分が出演している映画の主題歌を歌うのは初めてなので、役に成りきって歌うことができた」と手応えを語る。

　主人公を支える幼馴染の役を演じた稲葉は「この映画は家族が大きなテーマになっていて、改めて家族はかけがえのないものだと思った」と見どころに触れ、監督は「この映画が終わった後に、皆さんが楽しめていることが夢」と観客のリアクションに期待を込めた。

　制作プロダクションはダブ。７月14日より新宿バルト９他全国公開。