沖縄県石垣市出身の歌手・嶺陽子が22日、都内でデビュー30周年記念シングル「いいね。ニッポン」(5月23日発売、徳間ジャパンコミュニケーションズ)の発売記念会見を開催した。
日本全国で約300の市町村の歌を歌い “市長村歌の女王” と呼ばれる嶺。今回のシングルは2020年開催の東京オリンピックや大阪万博誘致などを見据えた作品で、収録曲2曲とも “ニッポン” の魅力を世界に発信する楽曲となっている。
表題曲「いいね。ニッポン」はイントロに能鼓、能菅などの和の音を取り入れた日本愛唱歌。曲中にさまざまな言語や方言で “いいね。ニッポン” と歌っており、このセリフパートには嶺本人のほか、河村たかし名古屋市長も参加し曲を盛り上げている。
カップリングの「日本うた暦」は日本の伝統風習を1~12月まで月毎にまとめて歌った数え歌で、日本の独自文化のPRにも挑戦。
シングルについて嶺は「全国の市長村歌を手掛ける中で、日本を広く大きくPRしたい気持ちがありました。日本の文化や伝統、心、そうした素晴らしさが全部詰まっている作品です」と話し、「各地の方言や外国語も入っているので幅広い方々に楽しんで頂ければ」とアピールした。