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牧憲治監督『唾と蜜』、ニースで新人監督賞

【FREE】牧憲治監督『唾と蜜』、ニースで新人監督賞

2018年05月17日
 普段は大阪の広告会社に勤めるサラリーマンである、牧賢治監督による自主映画『唾と蜜』がフランスのニース国際映画祭新人監督賞を受賞した。

 同作は、HIPHOPのアート性、その裏に潜むアングラ世界、監督自らの実体験を織り込み、一人の青年の心の葛藤を描いた意欲作。すでに3月よりアップリンク渋谷他全国順次公開中であるが、配給会社や制作会社を通していないため、いずれも個人名義である。

 ニースでの上映時には観客から、「寿司屋のビートボックスシーンが特に印象的」「ラップバトルのシーンがとても迫力があった」等の好意的な感想を得た。受賞会場では地元メディアから取材を受ける一幕もあった。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。