【FREE】『バーフバリ王の~』完全版公開で監督来日
2018年04月28日
ツイン配給のインド映画『バーフバリ 王の凱旋』監督のS.S.ラージャマウリとプロデューサーのショーブ・ヤーララガッダが来日し、26日に新宿ピカデリーで舞台挨拶を行った。
同作は、伝説の戦士バーフバリの愛と復讐の物語を描いたアクションで、王位継承を巡る壮大な叙事詩である。
昨年の12月29日に公開され、作品の中身はもちろんのこと応援・マサラ・絶叫といった様々な上映スタイルが人気を博し、ロングランを続けている。3月末時点で動員はおよそ10万人。興収は1億3千万円を突破した。
また、日本ではインターナショナル版を上映しているが、多くのファンの間では、本国インドで公開した26分長い「オリジナル完全版(以下:完全版)も観たい」という声が日増しに高まっており、その声に応えるべく、長期間の交渉の末、完全版が6月1日より新宿ピカデリー他全国順次公開されることが決定した。
今回の監督らの来日は、完全版公開を記念したもの。この日は通常版の絶叫上映が行われ、これについて監督は、「日本の絶叫上映は皆さんの絶叫がシンクロしていて、世界的にも類を見ないくらい素晴らしい。事前にDVDで日本の皆さんの絶叫振りを観たが、想像以上だった」とコメント。また、完全版の日本公開については「どちらがいいかと聞かれるのは、息子か娘のどちらかを選べと言われているようなもの(笑)。ただ、テルグ語の完全版の方が、ジェットコースター的なインターナショナル版よりも、さらに深く長く感情の余韻に浸ってもらえると思う。是非、両バージョンを楽しんでください」とアピールした。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。