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松竹『空飛ぶタイヤ』完成披露に本木監督ら

【FREE】松竹『空飛ぶタイヤ』完成披露に本木監督ら

2018年04月26日
 松竹配給『空飛ぶタイヤ』(6月15日公開)のプレミアムイベント&完成披露試写会が、23日(月)夜丸の内ピカデリー1で行われ、本木克英監督、長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、寺脇康文、小池栄子、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)、中村蒼、浅利陽介が登壇した。

 作品は、「下町ロケット」「半沢直樹」「陸王」など数々の作品がドラマ化されている作家・池井戸潤氏の同名原作を映画化する社会派エンタテインメント。スタッフ・キャストのコメントは次のとおり。

本木克英監督 これだけの実力のあるキャストが集まってくださったおかげもあり、それからスタッフ200人近くの熱意もありまして、僕が予想していたよりも10倍近く良質な映画になりました。編集で、最初は3時間ぐらいになり、どれも捨てがたかったのですが、それを凝縮して約2時間位にしたらますます良くなりました。僕は監督になって20年余り、社会派の映画を撮ることが夢でしたから実現できましたし、相当濃密な今の社会にタイムリーな作品になったと思います。

長瀬智也 赤松徳郎役を演じさせていただきました。私は池井戸先生の作品には初めて出演し、社会派のドラマに挑戦させていただきました。この作品のメッセージに共感しました。このメッセージを皆さんに届けるために今日まで頑張ってきた様に思います。撮影は1年前に行いまして今日皆さんに観ていただけることがとても嬉しいです。僕らのいる社会にも繋がるし皆さんが感じる社会の問題にもちょっと触れられる作品になっているんじゃないかと思います。思い通りにいかないストレスや苛立ちの中、爽快な逆転劇も観ていただき気持ちよく映画館を出ていける作品になっていると思います。

ディーン・フジオカ 沢田課長役を演じさせていただきました。僕は大企業で務めた経験がなかったので、人間はどのような立場でも社会の影響を受けるんじゃないかということを手掛かりに役作りをしてこの作品に向き合わせていただきました。この作品が最後は大逆転、スカッとする希望のもてる前に向かう勇気をこの作品を見ることで誰しもが得られるんじゃないかと思っています。

高橋一生 1年前になりますがこの現場に携わっていた皆さんは質実剛健な方達ばかりで職人さんのようなスタッフさんに支えられ、一つの作品をこのキャストの皆さんとともに参加することが出来て幸せでした。一歩踏み出すとか、周りに流されてしまうとか、足が震えてしまう様な時もあると思いますが、その一歩を踏み出す勇気をこの映画から感じとっていただけるんじゃないかと期待しています。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。