歌手・出光仁美が21日、東京・中目黒TRYで6回目となるセルフプロデュースライブ「出光仁美 かめつむりライブVol.6」を開催した。
当日は出光のデビュー日であり、2010年のデビュー以来9年目を迎える記念日であることから、この日のライブは数字の「9」にちなんだ企画性に富んだ構成で展開。
ピンクの着物で登場した出光は、デビュー曲「おんな七厘・神楽坂」を披露した後、美空ひばり、島倉千代子等、所属するレコード会社コロムビアレコードの先輩歌手のデビュー曲をメドレーで歌唱し、自身の曲も含め合計9曲のデビュー曲を歌い上げた。
次のコーナーでは、客席からステージ上に9人の客を上げ、自身のオリジナル曲9曲メドレーに乗せて9人全員の似顔絵に挑戦し見事成功、美大卒の絵画の腕前を披露し会場を大いに盛り上げた。
ライブ後半は「苦(9)労」をテーマにした曲からスタート。わが子を想う母の苦労を歌った「花街の母」と出光本人の故郷・福岡を想う歌「望郷小倉太鼓」の2曲を感情たっぷりに歌い切った。
最後のコーナーでは昭和9年から平成19年までのヒット曲のカバーを披露。最後は平成29年の自身の最新曲「忘れ雨」を歌唱し、新曲のヒットを誓った。
出光は「たくさん想いがあって皆さんに感謝の気持ちで胸いっぱいです。また次回7回目ができるように頑張ります」と語った。