フジテレビは、幹事製作映画『いぬやしき』(20日公開、東宝配給)が、ベルギーで開催されていた第36回「ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭」(4月3~15日)のインターナショナルコンペティション部門で、グランプリにあたる「ゴールデン・レイヴン賞」を受賞したと17日に発表した。
佐藤信介監督は16年『アイアムアヒーロー』以来2度目の受賞となり、主演の木梨憲武は初の受賞となった。インターナショナルコンペティション部門には『いぬやしき』ほか全11作品が選出され、その中からゴールデン・レイヴン賞が選ばれた。また、同映画祭で現地時間10日に『いぬやしき』が公式上映されると、現地審査員らに大絶賛されるなど高い評価を得ているという。
今後、『いぬやしき』はイタリア・ウディネ・ファーイースト映画祭(4月20~28日開催)で観客賞コンペ上映が決定しているほか、ブラジル、韓国、カナダ、スペインをはじめ、続々と海外映画祭での上映が予定されている。