WB『ママレード・ボーイ』に主演する桜井日奈子が先週、宣伝キャンペーンで名古屋と仙台の映画館を訪れ、舞台挨拶を行った。
12日は、109シネマズ名古屋の特別試写会に登場。桜井演じる光希は、両親の突然のパートナーチェンジによる再婚で、W主演の吉沢亮が演じる遊と同居生活をすることになる。トキメキが詰まった作品であり、登場人物たちの成長物語でもある同作。桜井は「髪を切るシーンは、台本に書かれてないが光希の切ない心情が感じられて。遊を想う切ない日々があったんだろうなって想像して、そのシーンの撮影の時には決意を固めて。くよくよせずに、前に進まなきゃっていうシーンはポイントになった」と撮影を振り返った。
続く14日のMOVIX仙台には、廣木隆一監督とともに登壇。映画は全編オールロケで、宮城県を含む全国各地で撮影。テニスのシーンはすべて仙台で撮影し、市民がエキストラを務めた。客席にはエキストラに参加した人たちもいて、登壇した2人が感謝の言葉をおくる一幕もあった。廣木監督は映画初主演の桜井について、「このままの方で、本当に変わらない。等身大じゃないの?って思ったくらい自然な演技だった」と絶賛。桜井は「遊に別れを告げられる涙のシーンは大変だった。涙が乾いちゃったりして。私はかなり苦戦したが、監督に『一番最初の演技が良かった』と言われて…悔しかった(笑)」と、笑顔で撮影の苦労話を明かした。
その日、2人はMOVIX仙台を離れユアテックスタジアム仙台に向かい、J1「ベガルタ仙台VS川崎フロンターレ」のハーフタイムにも登場、ミニトークショーを行った。今後、桜井の出身地・岡山での凱旋舞台挨拶、広島での舞台挨拶を予定している。4月27日公開。