【FREE】桐生監督『馬の骨』6月2日公開、高崎プレミア
2018年04月10日
オフィス桐生製作・配給『馬の骨』は、6月2日(土)よりテアトル新宿ほか全国順次公開と決定した。
同作は、脚本・監督を務めた桐生コウジ自身の体験をもとにしながら、フィクションも加えて全く別のストーリーとして描いたもの。テレビ番組「三宅裕司のいかすバンド天国」に出演した過去の栄光を忘れられず鬱屈した日々を送る中年男性と、「イカ天」を知らないアイドル歌手の奇妙な交流を描くオフビート音楽コメディ。
ロケ地である高崎で行われた第32回高崎映画祭の「まちと映画 高崎フィルム・コミッション支援作品」部門に出品され、7日にプレミア上映された。舞台挨拶には桐生監督、出演の小島藤子、深澤大河、ベンガルが登壇し、桐生監督は「高崎の街のおかげでいい作品ができました」と挨拶。歌舞伎町で乱闘シーンの撮影を行うのは難しく、雰囲気の似ている高崎電気館の近辺で撮影したことや、30年前にバンドメンバーが通っていた喫茶店のようなレトロな店を高崎で見つけて撮影したことなどを語り、「高崎はレトロな部分と近代的な部分が両方あって本当にいい街」と魅力を語った。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。