ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント発売の新海外ドラマ「リーサル・ウェポン」のDVD&配信リリース記念試写会イベントが2日、同社神谷町試写室で行われ、映画監督の入江悠、漫画家の平松伸二、ライターのてらさわホークの各氏出席のもとトークイベントが開催された。
メル・ギブソンとダニー・グローヴァーのコンビで人気を博した映画『リーサル・ウェポン』をTVシリーズとして生まれ変わらせたバディアクション。クレイン・クロフォード、デイモン・ウェイアンズが競演。製作総指揮を『チャーリーズ・エンジェル』のマック・Gが担当している。
てらさわは「映画版は、2作目以降は(主人公の)リッグスとマータフがキャッキャッやって『お前ら楽しそうだな』と。TVシリーズもどんどん(コンビの)親密度が高まっていって、ずっと見ていられる」と息の合った主演2人の演技を絶賛。自身で監督した『SR サイタマノラッパー』シリーズや『22年目の告白‐私が殺人犯です‐』はバディものだったと振り返る入江も「(主人公2人が)走り出すと、脚本の台詞が楽しくなる」と、バディものが持つ独特の面白さを語った。
毎エピソードで車が破壊される大迫力の同作。平松は「映画並みの製作費がかかっているように思う」と作品のスケールの大きさをアピール。入江監督も「『サイドミラーだけ壊す』とかいうのが贅沢。日本では、1台まるまる壊すならまだしも、サイドミラーだけ(壊す)ならやめましょう、となる」と、監督ならではの視点で同作の魅力の細部を解説した。なお、イベントでは平松が描いた「リーサル・ウェポン」のイラストも披露された。MCはジャンクハンター吉田と、吹替を担当した行成とあが務めた。
ブルーレイ&DVD、配信のリリースは4月4日(水)。同作は全米でも人気を博し、すでにシーズン2の製作が決定。話数も、シーズン1の18話から、22話まで拡大している。