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『ニンジャ~』AJイベで本編冒頭映像披露

【FREE】『ニンジャ~』AJイベで本編冒頭映像披露

2018年03月27日
 WB『ニンジャバットマン』のトークイベントが25日、東京ビッグサイトで行われた世界最大級のアニメの祭典「Anime Japan2018」で開催、キャットウーマン役の加隈亜衣、音響監督の岩浪美和が登壇した。MCは映画評論家でアメキャラ系ライターの杉山すぴ豊が行った。

 同作は、世界中で愛されるアメキャラ、バットマンが登場する戦国タイムスリップエンタメ。監督は水﨑淳平、バットマン役は山寺宏一。

 水﨑が代表取締役を務める、神風動画が初の長編映画としてアニメーション制作を担当したことについて岩浪は「今はジョジョやポプテピピックで有名だが、EXILEや安室奈美恵さんなどアーティストのPVやロックマン、ドラゴンクエスト、ファイナル・ファンタジーなどのゲーム映像をやっていて、あまり名前が表に出てくることはなくても皆さんがどこかで知らないうちに絶対に見たことがある、というものを作っている。それが今回満を持して初めて長編オリジナル作品が完成した」と語った。また、神風動画のポリシーには“妥協は死”という言葉があることを明かし、この言葉通りに制作された同作について、「本来、CG映像は画面が冷たいものになりがち。だけど、本作は熱い」とこれまでのアニメ映画とは一線を画す出来栄えであることをアピールした。

 会場限定で本編の冒頭部分が公開される一幕も。過去から世紀の歴史改編を企てるジョーカー率いる悪党一味を紹介するシーンでは、日本の「ねぶた」を模したデザインを含んだ迫力ある映像に仕上がっており、来場者から大きな拍手が起きた。映像を観終わった加隈は、「バットマンの知識がなくても十分楽しめる。エンタメとして楽しい」と興奮気味にコメント。さらに、役については、「世界観がカッコいいと思っていたら、意外とおバカな場面もあり、(クールな役柄の)キャットウーマンとしてはどう応えたらいいのか分からなくなりそうだった(笑)。観終わった後の高揚感が凄く、本当にみんなで観てほしい。デートでも失敗はないと思う」と話した。

 また、全国公開時には世界中で日本のみ、特別音響「時空震サウンド」仕様が用意されることも発表された。6月15日より全国公開される。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。