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佐々部清監督『この道』2018年秋以降公開

【FREE】佐々部清監督『この道』2018年秋以降公開

2018年03月14日
『この道』クランクアップ報告会見開催 『この道』クランクアップ報告会見開催

 HIGH BROW CINEMA配給『この道』は、2018年秋以降に公開されることが決まった。日本の童謡誕生100周年を記念した映画。波乱万丈な稀代の詩人・北原白秋と、新進気鋭の音楽家・山田耕筰の人生を描く。

 監督は『半落ち』の佐々部清。大森南朋が白秋、AKIRAが耕筰を演じる。日本の子供たちの歌は“はないちもんめ”のような伝承の「わらべうた」か、“ぶんぶんぶん”といった「ドイツ童謡」を日本語訳した歌だった。日本人による「童謡」を創るべく白羽の矢が立ったのが、白秋と耕筰。最初は反目していた2人だが、あることがきっかけで手を取り合い数々の童謡を世に出していく。だが、時代の波によって2人は苦悩の淵に…。

 2月末、白秋と耕筰がこよなく愛した箱根の老舗・富士屋ホテルでクランクアップし、その日に同所で報告会見が行われた。当日は佐々部監督、大森、AKIRAのほか、貫地谷しほり、松本若菜、柳沢慎吾、羽田美智子、松重豊が出席。佐々部監督は「大森君には子供のような大人を演じてほしいと思い、特に白秋はきちんとしていなくてどこか色っぽい感じを出してほしいとお願いした。AKIRA君はバイオリン、ピアノの習得など初めてのことに真っ直ぐ向き合ってくれた。白秋の妻みたいな部分を真っ直ぐにAKIRA君が演じてくれて2人のコンビネーションがとても上手くいき、夫婦のようで奇妙な友情物語になっていると思う」と語った。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。