東宝配給『ちはやふる‐結び‐』の完成披露試写会が20日夜、東京ドームシティホールで開催され、出演の広瀬すず、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野勇斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人、監督の小泉徳宏の12人が登壇した。
大人気コミック「ちはやふる」(末次由紀、講談社「BE・LOVE」)の実写映画化。かるたに青春と情熱を捧げる少女たちの姿が描かれている。2016年には2部作で実写映画化され、200万人を超える動員数を記録。それから2年が経った2018年、キャスト、スタッフが再結集し、待望の完結編が完成した。
完成披露試写会の観客応募は1万8千件。この日集まったファンたちは、およそ10倍の競争率のなか抽選で選ばれた人たち。 “ちはやファン” を公言するPerfumeが書き下ろした主題歌「無限未来」が観客をエキサイトさせるなか、ゲストが登場すると、会場のボルテージは一気に最高潮に達した。
広瀬は「2年ぶりに皆さんにお会いできてとても嬉しい」と挨拶し、「私たちにしかできなかったものが、この作品には詰め込まれている。私たちの3年間のすべてを懸けたつもりで、胸を張って送り出せる作品。(演じた主人公・綾瀬)千早たちの想いを受け取ってほしい」とコメントした。
また、千早の幼馴染役を演じた野村と新田が、 “何かに夢中になっている女の子を振り向かせるテクニック” を、広瀬を相手役に即興芝居で披露する一幕もあった。新田が甘い声で「(目標達成するまで)待つよ」とささやいたことに対して、野村は「今すぐにでも強引にいく。一緒に頑張ろう」と自信たっぷりに話す。広瀬が「待ってほしい」と新田を支持すると、野村が「イケメン好きかよ」とぼやき、会場の笑いを誘った。
『ちはやふる‐結び‐』は、3月17日より全国公開される。製作委員会は日本テレビ放送網、東宝、講談社、ROBOT、読売テレビ放送、電通、ジェイアール東日本企画、フォスター・プラス、KDDI、GYAO/STV・MMT・SDT・CTV・HTV・FBS・FBC。企画・製作幹事は日本テレビ放送網、制作プロダクションはROBOT。