東映『北の桜守』公開記念イベに吉永小百合

　東映配給『北の桜守』（監督滝田洋二郎／３月10日公開）の公開記念イベントが、20日午後丸の内ＴＯＥＩ①で行われた。当日は主演の吉永小百合、子役の土屋慶太、三谷麟太郎、山﨑光、大竹悠義が登壇、同作の関連企画である（１）「映画女優吉永小百合」特集上映（２）書籍「私が愛した映画たち」（３）コラボ商品「てつさんのおにぎり」等について語った。

　冒頭、吉永は「ピョンチャンオリンピックが盛り上がっている中、このイベントに来ていただきうれしいです。１月中旬から広島、福山、姫路に佐藤浩市さんとキャンペーンに行き、先日は堺雅人さんと大阪に、そして22日は札幌と網走にまいります」と挨拶した。

▽「映画女優吉永小百合」特集上映＝２月17日（土）～３月９日（金）：吉永小百合主演６作品『動乱 第１部・２部』『天国の駅』『長崎ぶらぶら節』『北の零年』『北のカナリアたち』『ふしぎな岬の物語』を丸の内ＴＯＥＩほかで上映。「私の主演作品を大きな劇場で上映していただけるというのはとてもうれしいことですし、俳優冥利につきます。『動乱』は北海道のサロベツ原野で３月上旬に撮影したのですが、高倉健さんと初めての共演でした。『長崎ぶらぶら節』は渡哲也さんとご一緒に長崎に歌さがしの旅に出たんですね。さまざまな名所に行きましたし、三味線も一所懸命練習して撮影にあたりました」（吉永）

▽書籍「私が愛した映画たち」（集英社新書）＝２月16日より発売中。「私が13歳で初めて出てから１２０本出演してきましたけれども、その中で特に思い出に残る映画のことを立花珠樹さんという共同通信の記者で映画評論家でもある方が書いてくださり、一冊の本になりました。 “私が愛した映画たち” というタイトルは、もしかしたら “私が愛した男優たち” と言えるような、本当に素晴らしい俳優さんたちとの出会いや共演を語っています。また、その中で北の桜守日記を書いています」（吉永）

▽「てつさんのおにぎり」＝ローソンとコラボレーションし、ローソン店舗で３商品を発売。この商品は、映画の主人公・江蓮（えづれ）てつが握った “おにぎり” やてつの息子・修二郎が経営するコンビニのホットドッグをイメージした商品（てつさんのおにぎり 鮭ザンギ。税込１９８円／てつさんのおにぎりおかずセット。税込３８０円／映画『北の桜守』プロデュース ホットドッグ。税込２００円）

　最後に吉永は「３月10日は大人の俳優さんたちも来て素晴らしい初日になると思っております。来週は九州にまいりますけども、全国の皆様にアピールしていきたいと思います」と語った。