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『犬ヶ島』ベルリンにRAD野田、夏木が登場

【FREE】『犬ヶ島』ベルリンにRAD野田、夏木が登場

2018年02月17日
レッドカーペットにRAD野田(2列目左端)と夏木(前列左から3人目)が参加 レッドカーペットにRAD野田(2列目左端)と夏木(前列左から3人目)が参加

 第68回ベルリン国際映画祭でオープニング上映される『犬ヶ島』(配給:FOX)の日本のボイスキャスト代表として、RADWIMPSの野田洋次郎と夏木マリが現地時間15日に行われたレッドカーペットイベントに参加。ウェス・アンダーソン監督らとともに、ファンの熱い声援に応えた。

 同作は、全編にわたり日本を舞台とし、“犬インフルエンザ”の大流行により犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険をストップモーション・アニメーションで描いている。レッドカーペットイベントの前に行われた公式記者会見で、ウェス・アンダーソン監督は「今作は、黒澤明監督と宮崎駿監督から最も強く影響を受けている。『千と千尋の神隠し』で声優を務めた夏木マリさんが出ているくらいだからね。ディテールと沈黙という点で、宮崎監督には自然があり、静寂があり、アメリカのアニメーション伝統には見られないリズムで、とてもインスピレーションを受けた。アレクサンドル・デスプラが音楽を、ワタナベカオルさんが太鼓を担当しているが、幾度となく彼らの音を止めて、静けさが欲しくなってしまうシーンがあった。これは宮崎監督の影響だと思う」と語った。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。