【FREE】SSFF&ASIA、仏・パリ上映会が盛況
2018年02月17日
アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」は5日、パリの映画文化の中心地である「シネマテーク・フランセーズ」において、日本のショートフィルムのプログラムを上映し、盛況のイベントとなった。
上映作品は、平柳敦子監督『Oh Lucy!』、河瀨直美監督『嘘‐LIES‐』、真壁幸紀監督『Home Away From Home』、長久允監督『そうして私たちはプールに金魚を、』、平林勇監督『663114』の5本。
会場は満員。各作品に拍手喝采が起き、上映後には「日本社会を映し出す作品」「俳優のクオリティの高さに驚いた」など観客から日本作品への高い関心と評価を得た。
この盛況ぶりに対して、シネマテーク・フランセーズのプログラム担当、ベルナール・バイアン氏は「毎週月曜日夜は、多様性をキーワードに多くの映画を上映しているが、今回のセレクションもその多様性を感じられる作品ばかり。〈‐中略‐〉シネマテークの観客にも、アジア、日本にSSFF&ASIAという重要な映画祭があるということを知ってもらう意義深い上映となった。また、このような上映会の機会をぜひ探りたい」とコメントした。
SSFF&ASIAは今年20年を迎える。パリでの上映を皮切りに、マレーシアなどアジア地域、ワシントンD.C.など米国、ヨーロッパでも上映を予定しており、日本人若手監督の才能を世界に発信していく。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。