【FREE】松竹『かぞくいろ』鹿児島で有村架純ら会見
2018年02月08日
松竹配給『かぞくいろ』(2018年冬公開)の撮影が行われている鹿児島県内で2月5日、有村架純、國村隼、桜庭ななみ、歸山竜成、吉田康弘監督が記者会見した。
作品は、熊本・八代~鹿児島・川内を結ぶ肥薩おれんじ鉄道を舞台に、シリーズ初となる若き女性運転手の成長の物語を描く。撮影は今年1月10日からクランクインし、都内ロケを経て現在肥薩おれんじ鉄道沿線でロケが進められ、2月中旬クランクアップ予定。登壇者のコメントは次の通り。
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吉田康弘監督 地方で映画を撮影させていただくということは、ここで生きている、暮らしている方たちの場所をお借りして、多大なるご協力の元に撮影をしなければ、決して良い作品にはならないと思っております。みなさんに愛される映画になるようにワンカットも手を抜くことなく、スタッフ・俳優陣とみんなで丁寧にモノづくりをして、50年、鹿児島・熊本のみなさんに愛していただける映画になるように引き続き、頑張っていきたいと思います。
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有村架純(奥園晶役) 本当に一つ一つのシーンを、監督が一生懸命、私たちを演出してくださって、私たちもそれに一生懸命応えたいという想いでやっていて、素敵なシーンがたくさん出来上がったらいいなあと思います。家族再生のお話ですので、観てくださる方に晶の葛藤や奮闘を見守ってもらいたいですし、駿也(歸山竜成)も本当に毎日、毎シーン全力でやっているので、晶と駿也の関係性も楽しみにしてもらえたらいいなと思います。
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國村隼(奥園節夫役) 私は晶という自分の息子の後妻さんが、いきなり孫を連れて訪れるという、まったく初めての役といってもいい節夫さんを演じています。さらにRAILWAYSというこの鉄道の映画を今回は肥薩おれんじ鉄道さんに全面的に協力いただいています。おれんじ鉄道の沿線の景色もいっぱいにこの映画の中に映し込めて、みなさんに観ていただくことができると思います。色んな意味でこの『かぞくいろ』を楽しんでいただける映画になると思います。
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桜庭ななみ(佐々木ゆり役) ゆりという役は駿也君の担任の先生、そして子供ができる一人の女性なのですが、初めてのことだらけで、ゆり先生と一緒に私も成長できたらなと思いながら撮影を頑張っています。私は鹿児島出身で、小さいときにおれんじ鉄道に乗ったりしていました。そういった意味でおれんじ鉄道が主役となる、この映画に参加できるということがすごく嬉しいです。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。