2月23日~3月29日まで明治座で上演される「五木ひろし特別公演 特別出演坂本冬美」の制作発表、および五木の新曲「恋歌酒場」(1月10日発売、ファイブズエンタテインメント)と、五木と坂本のデュエット曲「ラストダンス」(2月14日発売、ユニバーサルミュージック)の披露イベントが7日、ハイアットリージェンシー東京B1階「センチュリールームA」で行われた。
「五木ひろし特別公演 特別出演坂本冬美」は、第1部お芝居「紺屋と高尾」(松竹新喜劇十八番より)、第2部コンサート「ビッグショー」の2部構成。
第1部「紺屋と高尾」で、五木は大坂から江戸へ観音講でやってきた紺屋職人の久造を、特別出演となる坂本は久造が見惚れてしまう花魁・高尾太夫を演じる。
五木は久造役を過去3回演じているが、今回の再演について「ここ数年、テレビ等を観ていて本当に綺麗になったと思う。美しさはNo.1。その冬美ちゃんに花魁を演じてもらいたいと思ったのが一番の理由です」と語った。
坂本は「デビュー4年目、いまから28年前に初めて五木さんの舞台に立たせて頂きました。今回は五木さんのお相手役として、五木さんをひと目惚れされる絶世の美女ということで、28年経ってやっと一人の女性として認められた嬉しさとプレッシャーを感じています。公演中は大好きなお酒を断って、五木さんに惚れてもらえるよう綺麗になります」と意気込みを語った。
2人のデュエット曲「ラストダンス」は、水野良樹(いきものがかり)が作詞・作曲を担当。「幅広い人たちに聴いてもらうため、色んな人とコラボしようということで水野君に発注しました」(五木)。完成した曲を聴いた五木は「最初に聴いた時は、なるほどなと思った。新鮮で、彼に作って頂いてよかった」。坂本は「(演歌と違って)詞が多いなと思いました。同じフレーズもほとんどないし、追っかけも字数が違ったり…」と最初は戸惑いもあったようだが「若い方にも歌っていただける曲だと思います」と話していた。
「ラストダンス」は第2部の最後に披露される。