ディズニー配給『ブラックパンサー』のワールドプレミアが現地時間1月29~31日の期間、米ロサンゼルスで行われ、29日にはレッドカーペットイベントが開催された。ブラックパンサーのスーツが紫に輝くことから、200m以上の“パープル”カーペットが敷かれ、監督のライアン・クーグラー、主演のチャドウィック・ボーズマンらが出席。会場には、世界各国から取材に訪れたメディア約300人、ファン約4千人が集結した。
超文明国ワカンダの国王であり、ブラックパンサーというヒーローの顔も持つ主人公を演じたチャドウィック・ボーズマンは、自身の役柄について「彼(ブラックパンサー)はヒーローの側面をベースにしたキャラクターではなく、国王、そして人間としての側面に焦点を当てている。そして、彼の弱いところ、喪失感という部分なしに完成しない、そういった部分がきっちり描かれているところに注目してほしい」と語り、監督は「2年半の月日をかけて完成した映画なので、その熱意が伝わって楽しんでもらえたら嬉しい」とアピールした。会場にはサプライズゲストとしてジョージ・ルーカスやジェイミー・フォックスらも駆けつけた。