ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント発売『ベイビー・ドライバー』ブルーレイ&DVDのリリース記念イベントが22日、東京・虎ノ門の同社試写室で行われ、元レーシングドライバーで “ドリフト・キング” の異名を持つ土屋圭市氏がゲストとして登場した。
カーアクション系映画のイベント出演の依頼はちょくちょくあるという土屋氏だが、「5分10分観て、(内容がイマイチだと)あとは早送りで観てサンプルDVDを返して、出演は断っちゃう」と少々辛口。しかし『ベイビー・ドライバー』については「全部観ちゃった。単純に面白かった。(カーアクションは)CGを使って手抜きしていれば車好きにはバレるが、この映画は巻き戻して観て、『絶対(本当に)やってるな』と」と高く評価してイベント出演を決めたことを明かした。
主人公が映画冒頭から使う赤のスバル「インプレッサ WRX」については、「掴みOK。日本人だけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、アジアでもスバルは人気。また『WRX』を選んでいるところが、監督がわかっている。普通は『STI』に行くんですよ」と車のチョイスも絶賛。話がメイキング映像に及ぶと、「固定カメラを置いて、そこに向かってドリフトするのが普通だが、この作品は生身の人間が撮っていた。あれはバカでしょ。バカというのは最高級の褒め言葉ね(笑)」と体当たりの撮影現場を褒めちぎった。BD&DVDは24日(水)発売。