ポニーキャニオンは、新規事業の体験型スポーツテーマパーク「レジェンドスポーツヒーローズ」を、レジェンドベースボール株式会社(本社:東京都新宿区/社長:山内恵一)と共同で22日にイオンモール幕張新都心にオープンする。そのマスコミ向けお披露目会を18日開催した。
同社は体験型野球ゲーム事業を展開しているレジェンド社と資本業務提携し、準備を進めてきた。幕張新都心はその第1号店。看板ゲームの野球をはじめ、ボウリング、サッカー、カーリング、シューティングなど15種のアトラクションを取り揃えている。野球では、ピッチャーの投げるボールがスクリーンから放たれ、バットで打つとボールの飛距離や角度などをセンサーで確認し映像で再現。9人対9人で試合をすることもできる。各アトラクションが同様に映像とフィジカルを融合した作りで、大人から子どもまで誰でも楽しむことができる。料金は、大人の120分パックで2800円。子ども料金も設定されているほか、90分パックや30分延長料金も設けている。
お披露目会には、ポニーキャニオンの吉村隆代表取締役社長が登壇し、「弊社は音楽、映像、映画、アニメなどのソフトコンテンツをパッケージや配信でお客様に届けるのが主な仕事だが、最近はその派生ビジネスを新規ビジネスとして色々やっている。レジェンドスポーツヒーローズも間違いなくたくさんのお客様に喜んで頂ける、弊社が自信を持ってお勧めできる新しいエンターテイメント事業の一つ。弊社はエンターテイメントとテクノロジーを合わせ持った “エンテク” というビジネスを推進してきた。その事業の大きな柱の一つにしていきたい」と語った。また、レジェンド社の山内恵一代表取締役社長は「これまでのアトラクションは大人のみ、あるいは子どものみで遊ぶものが多かったが、レジェンドスポーツヒーローズは家族で楽しめるテーマパーク。ドリンクやフードも併設している。ポニーキャニオンさんには諸官庁や施設の許可を得るために尽力してもらった」と話した。イベントには、元読売巨人軍の宮本和知と、タレントの稲村亜美も登場し、野球のアトラクションを体験した。
なお、両社は幕張新都心を皮切りに、来年春までにいくつかの案件を進めており、今後も国内主要都市を中心に新規オープンを検討していく。