東映配給『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』で、ムーミンの日本語吹き替えを担当する宮沢りえのアフレコ取材が11日、東京・西早稲田のアバコクリエイティブスタジオで行われた。
宮沢が劇場版アニメの吹き替えを務めるのは、『死者の書』(05年)以来12年ぶり。オファーを受けた際の気持ちについて「ムーミンは、私にとっても子供の頃から慣れ親しんだキャラクター。プレッシャーもあったが、改めて作品を見返して、お子様だけでなく大人の方にも響くストーリーだなと感じた」とし、「そのストーリーが、皆さんに伝わると良いなと思い、心を込めて演じた」と作品に懸ける思いを語った。また、ムーミンの世界をパペットアニメーションで描く同作について、「パペットアニメーションは、その動き1つでも表情をガラッと変える、独特の世界観を持っている。ムーミンの世界観と相まって、本作は観ている人の想像力をかきたて、心を温める」とコメント。最後に「冬の寒い時期、心がほっと温かくなる作品。ぜひ楽しみにしていてください」と締めくくった。12月2日(土)公開。