『南瓜～』完成披露、冨永監督、臼田ら登壇

　Ｓ・Ｄ・Ｐ配給『南瓜とマヨネーズ』の完成披露舞台挨拶が10日、新宿武蔵野館で開催され、出演の臼田あさ美、太賀、オダギリジョー、監督の冨永昌敬が登壇した。

　原作は魚喃キリコの同名コミック（祥伝社フィールコミックス）。98年・99年にかけて発表され、ユースカルチャーのバイブル的存在となり、以降も愛され続けてきた恋愛コミックの金字塔。映画『南瓜とマヨネーズ』は、『ローリング』等の冨永昌敬がメガホンをとり、昨年10月に撮影。約１年の時を経て10日、一般観客に対して上映が行われた。

　完成披露当日、元恋人と今の恋人の間で揺れる主人公ツチダ役を演じた臼田は「冨永監督から最初に映画化するというお話を頂いたのは、今から３年以上前になるが、そこから映画をやっと撮れたという気持ちで、そして今やっと完成した。皆さんに観て頂ける機会を迎えたことが本当に信じられない」と喜びを表現。これを受けて冨永監督は「３年前、かなりフライング気味に臼田さんに伝わってしまい、何も準備していないのに臼田さんにやる気になって頂いた。臼田さんじゃなければこの映画は成り立たなかった」とオファーの経緯を語った。映画『南瓜とマヨネーズ』は11月11日より新宿武蔵野館他全国公開される。