アイドルフェス「＠ＪＡＭ」2日で2万人動員

グランドフィナーレの様子（Ｃ）＠ＪＡＭ　ＥＸＰＯ　２０１７

　アイドルフェス「＠ＪＡＭ　ＥＸＰＯ　２０１７」（主催：＠ＪＡＭ　ＥＸＰＯ　２０１７実行委員会）が８月26・27日に神奈川・横浜アリーナで開催され、昨年の１６５組を上回る１９１組のアイドルが参加。メインとなるストロベリーステージなど、計８つのステージでライブ、トークを繰り広げ、２日間で２万人を動員した。

　４度目の開催となった今回のテーマは「コラボレーション」と「復活」。総勢50グループが様々なコラボステージを披露する「ＥＸＰＯ　Ｓｐｅｃｉａｌ　ＪＡＭ　Ｓｅｓｓｉｏｎ」や、解散したグループや卒業したメンバーを迎えて一夜限りのパフォーマンスを行う「ＥＸＰＯ　Ｄｒｅａｍ　Ｓｔａｇｅ」といった大型企画が用意され、過去最大級の盛り上がりを見せた。

　２日目の「ＥＸＰＯ　Ｄｒｅａｍ　Ｓｔａｇｅ」では、５人体制のＤｏｒｏｔｈｙ　Ｌｉｔｔｌｅ　Ｈａｐｐｙが復活。ドロシーは２０１５年に秋元瑠海、富永美杜、早坂香美の３人（＝現「ｃａｌｌｍｅ」）が卒業。以降、高橋麻里、白戸佳奈の２人体制を続けていたが、今年７月に白戸が芸能界を引退。現在は高橋のみのソロプロジェクトとして活動しているが、この日約２年ぶりとなる５人体制でのライブを行った。

　ステージではデビューシングル曲「ジャンプ！」や、「ストーリー」「恋は走り出した」といった人気曲を披露。

　一夜限りの復帰を果たした白戸は、高橋に向けて「大好きなＤｏｒｏｔｈｙ　Ｌｉｔｔｌｅ　Ｈａｐｐｙを１人で続けてくれている麻里ちゃんには、これからも頑張ってほしいです」と挨拶。ｃａｌｌｍｅとして活動する秋元、富永、早坂にも「かつて５人で同じ夢を追いかけていた仲間。３人のこともたくさん応援していきたい」とエールを送った。
５人は最後に代表曲「デモサヨナラ」を熱唱。会場からは鳴りやまない歓声と温かな拍手が飛んだ。

　また、この日はスターダスト所属アイドルが多数出演。３Ｂｊｒ．、はちみつロケット、奥澤村、リーフシトロン、マジェスティックセブン、ばってん少女隊、ときめき♡宣伝部、Ｓ★スパイシー、桜エビ～ず、ＣＲＯＷＮ　ＰＯＰといった面々が各々のステージを盛り上げた。

　２日間の大トリを務めたのは同事務所の私立恵比寿中学。「梅」「放課後ゲタ箱ロッケンロールＭＸ」「仮契約のシンデレラ」といった定番曲や、新曲「ＨＯＴ　ＵＰ!!!」など計６曲を披露。圧巻のパフォーマンスで会場を盛り上げた。

　なお、私立恵比寿中学は、人気メンバー・廣田あいかがグループから転校（卒業）することを８月31日に発表。転校後も芸能界には残るが、現状は未定とのこと。２０１８年１月３日に開催されるグループの東京・日本武道館公演がラストステージとなる。