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東宝映像事業部『あさひなぐ』披露に西野ら

【FREE】東宝映像事業部『あさひなぐ』披露に西野ら

2017年08月30日
『あさひなぐ』完成披露イベント開催 『あさひなぐ』完成披露イベント開催

 東宝映像事業部配給『あさひなぐ』の完成披露上映会イベントが28日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、英勉監督、出演の西野七瀬、桜井玲香、松村沙友里、白石麻衣、伊藤万理華、富田望生、生田絵梨花が舞台挨拶に登壇した。

 第60回小学館漫画賞を受賞した同名人気コミックを乃木坂46メンバー出演で映画化した、青春“なぎなた”エンターテインメント。主人公・旭を演じた西野はこれが映画初主演で、なぎなたも初経験。今年の年明けから始めたという稽古は「大変だった。撮影期間中も並行して練習していた」と振り返り、「なぎなたは重くて扱うのも大変で、足の裏の皮はめくれるし、腕は筋肉痛。出演が決まるまでは知らなかったけど、日本らしい(武道の)なぎなたを、身を持って知ることができた」と撮影中の苦労を語った。その主人公が通う高校のエース・真春を演じた白石は「指導の先生から、初日に『真春(役の練習)は厳しくビシバシいくよ』と言われて心が折れそうになった」と撮影当初の心境を語りつつ、「でも、できてくると嬉しくて楽しい」と充実感をにじませた。

 出演者は厳しい練習をこなし、試合のシーンもほとんど自身で演じている。メガホンをとった英監督は「綺麗な人たちが揃っているのに、なんで面越しに撮るんだろうという根源的な問題があった(笑)」と笑いをとりつつ、ほとんど吹替を使わなかった理由について「旭には旭のなぎなた、真春なら真春のなぎなたがある。それを練習していると、ほかの吹替では真似できなくなる。立ち方、打ち方、逃げ方、姿勢。(出演者は)全部キャラクターに乗っかったことをやってくれているので、顔が見えようが見えまいが(自身で)やってもらおうと思った」と、メンバーの役作りの意識を高く評価した。

 公開は9月22日(金)。東宝として史上初の映画&舞台連動プロジェクトであり、別の乃木坂メンバーが出演した舞台版「あさひなぐ」は5~6月に東京・大阪・名古屋で上演。ライブビューイングを含めて、のべ約4万人を動員した。映画の製作は東宝、ソニー・ミュージックエンタテインメント、乃木坂46合同会社、Y&N Brothers、小学館。制作はノース・リバー。制作プロダクションはROBOT。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。