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『STAR~』パルバース監督、目白大学で講演

【FREE】『STAR~』パルバース監督、目白大学で講演

2017年07月08日
 Hara Office、ソウルエイジが製作した日豪合作『STAR SAND‐星砂物語‐』のロジャー・パルバース監督登壇イベントが都内・目白大学で6日開催され、大学関係者や学生、およそ50人が参加した。

 同作で真の反戦映画を追求した監督は、「僕が助監督を務めた『戦場のメリークリスマス』の大島渚監督がおっしゃっていたのは、『敵国を(自国と)平等に描かない映画は、平和を願って作っていたとしても、反戦映画ではない。むしろ、戦争を賛美する映画である』ということ。戦争をしないこと自体が反戦であり、戦争を描こうとする映画は、反戦映画ではないのかもしれない」と語り、「英語には、『モラル・コンパス(道徳的羅針盤)』という素晴らしい言葉があり、権威ある総理大臣、大統領、神父、お坊さん、学校の先生にこうすべきだと言われたり、皆にそうすべきだと言われた時も自分の羅針盤の針に従って行動して下さい」と思いを伝えた。配給はSTAR SAND Team。8月4日よりユーロライブ他全国順次公開。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。