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手塚治虫「W3」ノンバーバル舞台、製作発表

【FREE】手塚治虫「W3」ノンバーバル舞台、製作発表

2017年06月03日
左よりフィリップ、ウオーリー、ベッキー、西島、川原の各氏 左よりフィリップ、ウオーリー、ベッキー、西島、川原の各氏

 手塚治虫のSF漫画「W3 ワンダースリー」が、台詞なしの “ノンバーバル” の舞台として蘇る。来年の手塚治虫生誕90周年を記念して製作される舞台「アメージング・パフォーマンス ワンダースリー」の発表イベントが1日、東京・有楽町のニッポン放送イマジンスタジオで行われた。

 作品は、地球を調査するように命令された宇宙人3人が、地球の動物に姿を変え、「地球人がよい人間がどうか」を調べる物語。はじめに、江口剛史プロデューサーが登壇し「昨今は演劇も盛んになり、海外のお客様も増えている。国内外どちらの方も楽しめるパフォーマンスをと考えてノンバーバルに挑戦しようと思った。題材は、手塚プロダクションの方から『W3』を提案頂き、改めて読んでみると、今の情勢にピッタリだった」と製作の経緯を説明。続いて、構成・演出を担当するウォーリー木下が「2・5次元ミュージカルは俳優が1つの役を演じているが、W3の出演者は演技ともダンスとも異なるパフォーマンスで描く、実験的な作品になる」とコメントした。イベントには、出演の西島数博、フィリップ・エマール、川原一馬と、アンバサダーのベッキーも登場した。公演は7月1~9日にDDD青山クロスシアターで行われる。主催はアメージング・パフォーマンス W3実行委員会(ニッポン放送、読売広告社、シーエイティプロデュース、手塚プロダクション、キューブ、フラックス)。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。