4月28日の「海外ドラマの日」を記念したイベントが前日の27日、東京・東新橋のスペースFS汐留で行われた。
「海外ドラマの日」は、海外ドラマを盛り上げるために2013年に認定された記念日で、1956年に日本で初めて海外ドラマ「カウボーイGメン」が放送された日が4月28日であることに由来する。イベントでは、はじめに「第3回海ドラアカデミー賞」(主催:日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合)のエントリー作品が発表された。
海ドラアカデミー賞は、その年にリリースされた新作海外ドラマの人気ナンバー1を決める一般投票型イベント。昨年は2万7千票の応募があり、グランプリを「X‐ファイル2016」が受賞した。今年は16年12月~17年11月にリリースされた(される予定)のタイトルが対象となる。エントリー作品は、大ヒット中の「LUCIFER/ルシファー」や、夏発売の注目作「24‐TWENTY FOUR‐レガシー」など28タイトル。さらに今後情報解禁される作品が秋までに続々とエントリーされる見込みだ。
また、海ドラの日をアピールする“海ドラプレゼンター”として、熱心な海ドラファンである歌手の川上大輔が登場。思い入れの強い作品として、海ドラにハマるキッカケとなった「24」の名を挙げ、最近のオススメに「ウォーキング・デッド」をチョイス。時間のある時は「1日で1シーズンを観てしまう」と明かし、海ドラの魅力として「次が観たくなる中毒性がある」と語った。川上は、このイベントで初めて海ドラのアテレコにも挑戦。「24」の主人公ジャック・バウアーの台詞を、独特なハイトーンの声で吹き替えて会場を驚かせた。さらに、この日のイベントのために選ばれた海外ドラマ・女性アンバサダー28人から花束も受け取り、今後も海ドラの魅力を発信していくことを誓った。
記者発表後には、一般ファン向けの最新作上映会が開され、「24‐TWENTY FOUR‐ レガシー」、「DIVORCE/ディボース」、「シカゴ P.D.」(各1話)が上映された。
第3回海ドラアカデミー賞エントリー
■アクション/アドベンチャー
・エメラルドシティ
・シカゴ・ファイア
・タイムレス
・マスケティアーズ パリの四銃士
・ライブラリアンズ 第一章 失われた秘宝
・LUCIFER/ルシファー
・レギオン
■クライム/スリラー/ミステリー
・11.22.63
・24-TWENTY FOUR-レガシー
・エイリアンズ
・ザ・プレイヤー~究極のゲーム~
・シカゴP.D.
・STARTUP スタートアップ
・ブラインドスポット
・ブレイクアウト・キングス
・マッド・ドッグス
・MR.ROBOT/ミスター・ロボット
・リミットレス
■コメディ
・DIVORCE/ディボース
・フラーハウス
・ブルーストーン42 爆発物処理班
■ドラマ
・アート・オブ・モア 美と欲望の果て
・ナイトシフト 真夜中の救命医
■ホラー
・アウトキャスト
・オーメン
・死霊のはらわた リターンズ
・スクリーム・クイーンズ
・フリーキッシュ 絶望都市