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SPE配給『メッセージ』、監督来日で会見

【FREE】SPE配給『メッセージ』、監督来日で会見

2017年04月19日
会見に出席したヴィルヌーヴ監督(右)。左は前田監督と樋口監督 会見に出席したヴィルヌーヴ監督(右)。左は前田監督と樋口監督

 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が来日し、14日、東京・港区のSPE試写室で会見が行われた。

 同作は、巨大な宇宙船の襲来と地球外の知的生命体とのコンタクト、ヒロインの人生の物語という、2つのストーリーを繊細に絡ませたSF映画。会見には、『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の前田真宏監督も同席し、「本当に知的なSF」(前田監督)、「21世紀に新しい形としてSF映画をアップデートさせた」(樋口監督)とそれぞれ作品を絶賛。さらに、樋口監督が「本当にストイックに作っている。冒頭、 “彼ら” が地球にやってくるシーンだって、本当ならもっと見せちゃえ!と思うのに」と話すと、ヴィルヌーヴ監督は「見えない方が怖さを感じる。参考にしたのは『ジョーズ』」と意外な作品の名前を挙げ、ビジュアルデザインについては「実は僕とチームは日本のデザインに影響を受けた。エイリアンに強い存在感を与えるため、筆の感じや禅をイメージした」と日本文化との関係を明かした。5月19日公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。