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東宝『帝一の國』菅田、野村ら完成舞台挨拶

【FREE】東宝『帝一の國』菅田、野村ら完成舞台挨拶

2017年04月13日
『帝一の國』舞台挨拶に菅田将暉(中央)ら登壇 『帝一の國』舞台挨拶に菅田将暉(中央)ら登壇

 東宝配給『帝一の國』の完成披露試写会が11日夜、東京国際フォーラム ホールAで行われ、永井聡監督、出演の菅田将暉、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大、永野芽郁が舞台挨拶した。

 最大5千人を収容できる同会場は、人気若手俳優たちを待ちわびる女性ファンで超満員。間宮が場内アナウンスでイベントの開始と「マスコミ以外も写真撮影OK」を告げると、客席からは割れるような大歓声が起きた。予告編の上映、フンドシの和太鼓隊の演奏に続いて、客席側の扉からキャスト陣が登場すると、場内はさらにヒートアップ。登壇後は菅田らも和太鼓の演奏を披露し、イベントのスタートを大いに盛り上げた。

 同作は、集英社「ジャンプSQ.」で2010年から6年間連載された同名漫画を映画化した学園政権闘争コメディ。永井監督は「1年以上前、この(国際フォーラムの)近くのジョナサンで企画が始まった。(当初は)小さい規模でやるという話で、まさか1年後、ここでこんなことをやっているとは思わなかった」と大観衆を目の前に万感の表情で語り、「キャストを決めた時も、この人たちがこんなに凄い(人気の)人たちになっていなかった。1年後(今)だったらたぶん集まらないメンバー。貴重なフィルムなので楽しんでほしい」と今注目の俳優たちが勢ぞろいした作品であることをアピールした。

 架空の男子校「海帝高校」が舞台の同作だが、撮影現場も「男子校みたいだった」(永野)、「全員主役ができるぐらいの人たちなのに、普通に子供みたいにしゃべっている。血液型がどうとか(笑)」(永井監督)というほど賑やかだった様子。舞台挨拶でも男優陣が和気あいあいと仲の良さを見せ、菅田は撮影時を「楽しかった」と振り返った。しかし、作品については真剣な面持ちで「ずっと、これは僕らの果たし状にしようと言っていた」と想いを述べ、「良い果たし状ができた」と仕上がりに自信を覗かせた。

 4月29日(土・祝)公開。主題歌はクリープハイプの「イト」。製作はフジテレビジョン、集英社、東宝。制作プロダクションはAOI Pro.。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。