演歌歌手・坂本冬美が7日、東京・目黒区のめぐろパーシモンホールで通算50枚目のニューシングル「百夜行」(3月8日発売、ユニバーサルミュージック)のリリースを記念した「一夜限りの坂本冬美スペシャルライブイベント」を開催した。
これは、演歌の名曲を現代版にリニューアルしたアレンジで歌ったカバーアルバム「ENKA~情歌~」(16年10月5日発売、同)の購入者を対象にしたプレミアムイベントで、5000通を超える応募の中から抽選で75組150人を招待。同アルバムから「石狩挽歌」(北原ミレイ)をはじめ、「大阪しぐれ」(都はるみ)、「越冬つばめ」(森昌子)、「人生いろいろ」(島倉千代子)、「愛燦燦」(美空ひばり)、「津軽海峡・冬景色」(石川さゆり)、それに新曲「百夜行」など全9曲を1時間にわたって熱唱した。
今回の新曲「百夜行」は、心を惑わす煩悩、過ぎたる欲を鬼にたとえた「百鬼夜行」がテーマ。3月30日に50歳になる坂本冬美の等身大の力強い女唄で、「愛するがゆえに、いろんな感情が入り交じっているとてもせつない歌だと思っています。私は命がけの恋をしたことはありませんが、去年、恋愛は封印したので、50歳になってからは迷わずこの演歌の道を歩んでいきたい」とアピールしていた。