放送界、12月第1週(3日～9日)の動き

　情報通信法2010年制定の最終報告書、コンテンツ規制強化が懸念され、レイヤー型法体系に反対の民放連広瀬会長は「我々の主張に正面から答えていない」とコメント。放送法改正案の修正案可決、行政処分削除、持ち株会社への出資上限3分の1以下へ。流行語年間大賞どげんかせんといかん、ハニカミ王子。

〈3日・月〉
▼TBS「ニュース23」後藤謙次キャスター登場。
▼日テレ、CS放送HD化プロジェクト新設。
▼「ファッションTV」来年4月日本上陸、CS日本で放送。
▼VIPOオリジナル連続ドラマネット配信を発表。
▼放送事業で初のプライバシーマーク付与指定機関となったSARC((財)放送セキュリティセンター)、申請受付開始。

〈4日・火〉
▼テレ朝君和田社長、記者懇談会で「放送は緩慢な衰退期に入ったか」。
▼大広来年4月グループ会社再編。
▼文化放送三木社長会見「目指してきた方向性間違っていなかったと実感」と総括。
▼BRC、YTV「グリーンピア南紀報道」プライバシー侵害も名誉毀損もないと見解。
▼NHK紅白出場者発表、AKB48、ディゾンら8組初出場。

〈5日・水〉
▼TBS井上社長会見「来年は赤坂サカスが最大の目玉」。
▼TBSテレビ・加藤コンテンツ事業局長「上期は順調。
▼通期は売上215億円、予算比クリアへ」と記者懇談会で。
▼博報堂DYMP「1日接触メディア数は3種類が多い」視聴実態調査。
▼BS民放5社共同の年末年始特番「新・日本百景」など発表。
▼J‐WAVE中間期減収増益。
▼NHKと三菱電機、新「電子透かし」開発。
▼24時間テレビ募金で福祉車輌310台、日テレは担当地区に贈呈式。

〈6日・木〉
▼情報通信法2010年制定の研究会最終報告書。
▼民放連会長、番組規制強化懸念など反発コメント。
▼放送法改正案の修正案が衆院総務委で可決、今国会成立へ。
▼NHK来年4月子会社再編で34団体から28団体に。
▼NHK橋本会長会見「信頼回復の道のりはいまだ道半ば」。

〈7日・金〉
▼私的録画補償金問題でJEITA、権利者の質問に回答せず。
▼テレ東「柔道ワールドGP」放送スタート。
▼ギャップフィラー作業班、適用範囲拡大で合意。
▼NHK来年10月朝ドラ「だんだん」マナカナ2度目の主役。
▼ANN系列アナウンサー賞優秀賞表彰式。
▼テレ朝「報道ステ」マック改ざん報道で元店長代理に制服着用の過剰演出で謝罪。
▼フジ菊間アナ今月末退社。

〈9日・日〉
▼静岡でNHK契約のヘリコプター墜落、機長死亡。