舞台「デルフィニア戦記」の公開製作発表が24日、東京・銀座のヤマハホールで行われ、出演の蕨野友也、佃井皆美、細貝圭、山本亨が登壇した。
デルフィニア戦記は、ライトノベル作家・茅田砂胡が1993年に発表した冒険ファンタジー小説。或る国で織りなされる、政変、友情、正義のぶつかり合いを描く。シリーズは全18巻刊行され、累計320万部を突破している。その壮大な物語をこのほど初めて舞台化。蕨野、佃井、細貝は仮面ライダーやスーパー戦隊などの特撮ヒーロー作品に出演経験があり、得意のアクションや殺陣を披露する。2017年1月20~29日に、天王洲 銀河劇場で公演する(全12回)。
主人公で若き国王・ウォルを演じた蕨野は、マネージャーから人情味がある感じとちょっと抜けているところがウォルと似ていると言われたそうで、「原作を読んでみたら、僕もウォルも田舎育ちなところが似てたり共通する部分があった。最後まで “ウォルらしさ” という部分を持って突っ走っていけたらという想いでいっぱい」と述べ、最後に「舞台は舞台で、新しい思い出として『舞台デルフィニア戦記』が面白かったね、と言ってもらえるようにしたい。僕たちと一緒に、デルフィニア戦記の世界を旅してもらえたらと思っている」と意気込みを語った。企画・製作は舞台「デルフィニア戦記」製作委員会。東映ビデオが参画している。