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福田こうへい、2月明治座で東京初座長公演

【FREE】福田こうへい、2月明治座で東京初座長公演

2016年11月23日
福田こうへい、舞台の役柄にちなみ築地で抱負 福田こうへい、舞台の役柄にちなみ築地で抱負

 演歌歌手の福田こうへいが2017年2月に明治座で上演する東京での初座長公演「福田こうへい特別公演」に向けて、公演の内容にちなみ19日にオープンした「築地魚河岸」で22日、抱負を語った。

 東京での初座長公演となる同公演は、第1部「母ちゃんの浜唄」、第2部「福田こうへいコンサート2017」の2部構成。

 第1部「母ちゃんの浜唄」は、昭和30年代の東京を舞台にした心温まるお芝居。岩手から集団就職で東京に出てきた福田演じる主人公が故郷の母親や周囲の人々に支えられながら懸命に奮闘し、築地市場の仲卸店の店主となる様子が描かれる。

 第1部の芝居について、福田は「もういらないと思うくらい毎日食べさせられていた魚を、これまでいかに粗末にしてきたかという思いが自分と重なる。入り込みすぎて自分が泣いてしまわないように努めたい」と意気込みを語った。

 また同日午前6時頃、福島沖合を震源とするM7・4の強い地震が発生したことについて、岩手・盛岡出身の福田は「避難しなければならない方々のことを思うと心配です」と話していた。

 「福田こうへい特別公演」は、明治座で17年2月10~27日まで。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。