歌手クミコと作詞家・松本隆が12日、東京・渋谷のTSUTAYA CCC CAFEで、クミコwith風街レビュー名義でリリースした両A面シングル「さみしいときは恋歌を歌って/恋に落ちる」の発売(9月7日、日本コロムビア)を記念したトーク&ミニライブを開催した。
TSUTAYAでCDを購入した人を対象としたイベントで、この日は300名を超える応募の中から抽選で当選した100名が来場。クミコと松本がシングル等についてトークを行なった他、クミコがギターの伴奏で新曲「さみしいとき~」や「Woman “Wの悲劇” より」「チューリップ」など松本の楽曲5曲を披露し、来場者を魅了した。
クミコwith風街レビューは、クミコと松本が00年のアルバム「AURA」以来、16年ぶりに本格的にタッグを組み、この2人に加え、シンガーソングライターが作曲で参加するプロジェクト。
プロジェクト第1弾となる今作は、「さみしいとき~」に秦基博が、「恋に落ちる」に永積崇(ハナレグミ)が作曲&コーラスで参加。作詞は両曲とも松本隆。
この日のトークで松本は「さみしいとき~」について「60年代の感じがする。最近、子供の頃に聞いていたアメリカンポップスとかが好きで、自分としてはそういうのに先祖帰りしたい」と話し、クミコは「歌っていうのは希望とか、光みたいなものを見せてくれるものの方が、気持ちがいいと思う。この曲を歌っていると、そんな光に向かって歌っていく気持ちがすごくいい」と話した。