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東和P『ジャック・リーチャー』トムが来日

【FREE】東和P『ジャック・リーチャー』トムが来日

2016年11月09日
『ジャック・リーチャー』来日会見、左からトム、池松、ズウィック監督 『ジャック・リーチャー』来日会見、左からトム、池松、ズウィック監督

 東和ピクチャーズ配給『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の主演トム・クルーズが1年3カ月ぶり22回目、監督エドワード・ズウィックが9年ぶりに来日した。8日、有楽町のザ・ペニンシュラ東京で行われた会見に姿を見せ、同作のプロモーションを行った。

 前作は12年公開『アウトロー』。これまでのアクションヒーローとは全く異なる一匹狼で、正義を貫くためならルールは問わない男、ジャック・リーチャーがスクリーンに戻ってくる。 

 2人にとっては明治初期の日本を舞台にした、03年公開のアメリカ映画『ラストサムライ』より13年ぶりのタッグ作品。トムは、「『ラスト~』は関係を築けた作品であり、新作とともに監督と日本に戻れることができ、光栄」、ズウィック監督も、「トムが持つ、映画づくりへの愛はスタッフに伝染するんだ」と信頼の厚さを窺わせた。

 会見終盤には、『ラスト~』に子役として出演した池松壮亮がサプライズ登壇。2人は会見一番の笑顔を見せ、「驚かないよ。池松はあの頃から素晴らしい役者だった」(トム)、「難しい場面でも完璧な演技をしてくれたことを覚えている」(ズウィック監督)と握手を交わした。

 池松は、「当時は役者になると思っていなかった。2人に出会っていなければ、東京に出てなかったかもしれない」と感謝を告げ、「活躍を観てきたけど、2人のタッグは特別。まっすぐな正義を貫くリーチャーの姿に日本人は皆、共感すると思う」と語った。

 今作についてトムは、「監督はキャラ造形に長けており、色んな角度で人間の感情を浮き彫りにする。その点が、『ラスト~』と通じているかも」、ズウィック監督は、「原作からキャラの深みを、前作『アウトロー』のそれよりも感じた。さらにリーチャーを掘り下げ、彼の周囲の人間関係を、より描こうとした」と魅力を語った。11月11日より全国公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。