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角川『聖~』CL上映、TIFFの感想語る

【FREE】角川『聖~』CL上映、TIFFの感想語る

2016年11月05日
後列左より松山、羽根田、東出、前列左より三宅、吉田、森監督 後列左より松山、羽根田、東出、前列左より三宅、吉田、森監督

 KADOKAWA配給『聖の青春』が2日、第29回東京国際映画祭のクロージング作品として上映された。舞台挨拶の登壇者は主演の松山ケンイチ、共演の東出昌大、監督の森義隆。会場のEXシアター六本木(900席)はほぼ満席。報道陣も多く駆けつけ、大トリを飾るにふさわしい上映イベントとなった。

 『聖の青春』は、羽生善治を追いつめた棋士・村山聖を描いた映画。3人は初日・10月25日に行われたレッドカーペットにも参加するなど、映画祭を大いに盛り上げた。松山は、「(本映画祭から)圧倒的パワーを感じた。次に進むエネルギーにしたい」と意気込み、「将棋という、日本独特の粋な美しさが世界に羽ばたいてほしい」と力強く語った。東出は、「将棋のルールを知らない世界の方々も楽しめる作品。真剣勝負の世界を是非」とアピール。森監督は、「ボクシングや格闘技を参考にした。闘志と闘志がぶつかり合う様を描いた」と語った。また、 “真剣勝負の世界” に絡めたスペシャルゲストとしてアスリートの吉田沙保里、三宅宏実、羽根田卓也が参加、それぞれに花束を贈呈する場面もあった。11月19日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。