男性9人組の新コーラスユニット「ボニーさんとブー」が10月31日、東京・銀座博品館劇場でユニットとしては初となるコンサートを開催した。
「ボニーさんとブー」は、1958年結成の男性4人組ベテランコーラスグループ、ボニージャックスと02年にメジャーデビューし現在は「うたごえ喫茶ともしび」を中心に活動する男性5人組コーラスグループ、ベイビー・ブーが、コンサートやメディア出演などを通して「世代を超えて歌い継がれる曲」を伝えていくことを目指し結成したユニット。
ボニージャックスは、ベイビー・ブーとのユニット結成について「日本の叙情的なものを残していきたいという精神性が自分たちと似ている」と語り、ボニージャックスから彼らの音楽活動の財産ともいえる約5千曲分の譜面を託されたベイビー・ブーは「5千曲は宝の山。自分たちなりのスタイルで消化し、楽しみながら伝えていきたい」と話した。
この日はユニットのデビューシングル「じいじのシンデレラ」(10月26日発売、テイチクエンタテインメント)やそれぞれのオリジナル曲などを披露。美しい歌声とハーモニーを響かせ、約700人の観客を魅了した。