演歌歌手の島津悦子が歌の応援団を結成し2日、東京・銀座ブロッサムで熊本復興支援コンサートを開催した。
主催・企画は「島津悦子と歌の応援団」。協力キングレコード、徳間ジャパンコミュニケーションズ、日本クラウン。
コンサートには、島津(キング)の他、島津の呼びかけに真っ先に手を挙げたパク・ジュニョン(同)、梓夕子(徳間)、こゆり(同)、北川大介(クラウン)、知里(同)の計6名が出演した。
先週熊本を訪れ、4月に発生した熊本地震で最大震度7を記録し大きな被害を受けた益城町にも足を運んだという北川は「家にブルーシートがかかっていたり、道路が舗装されていなかったり、まだまだ大変です」と被災地の現状と伝え、島津は「歌の力を信じて、少しでもお役に立てるよう、これからも支援のコンサートを続けていきたい」と話した。
コンサートは2部構成で、1部では東京から被災地へ向けて思いを届ける意味を込め、「東京音頭」「東京キッド」など曲名に東京が入った楽曲を多数披露。1部の最後は熊本出身の歌手、水前寺清子の代表曲「三百六十五歩のマーチ」を出演者全員で歌唱した。
2部では、出演者がそれぞれのオリジナル曲などを披露した他、義援金セレモニーが行われ、熊本県東京事務所の関係者に義援金が渡された。義援金は義援金分配委員会に寄付された後、各地に分配される。