東宝東和配給『ジェイソン・ボーン』のジャパンプレミアが18日夜、港区の東京ミッドタウンで開催され、07年『ボーン・アルティメイタム』以来、映画のプロモーションでは約9年ぶりの来日を果したマット・デイモンが登場した。
02年にスタートし、アクション映画の金字塔を打ち立てた「ボーン」シリーズの新章が始動する。今作は7月29日に全米公開され、オープニング興行成績5922万ドル(102円計算で約60億円)をたたき出し、週末興行ランキングNo.1を記録。10月7日の日本公開にも期待が寄せられている。
ジャパンプレミア当日はおよそ300人のファンが集い、マットの登場を今か今かと待っていた。マットを乗せた車が止まり、彼が姿を現すと会場のボルテージは最高潮に達し、「マット!」と呼びかける声が飛び交った。
イベント開始直後には雨が降りはじめたが、マットは呼びかけるファンに対し、じっくりと時間をかけながら丁寧なサービスを行った。また、雨脚が強くなっていく中でも会場を後にするファンは見当たらなかった。
ファンサービス後、舞台に登壇したマットは、「雨の中、集まって頂き、ありがとう。心の底から感謝しています」と会場のファンをいたわった。また、同作について、「3部作が終わった後、『次はいつなのか』と多くの反応があった。だから、今作はファンのために頑張って作ったんだ」とコメントした。なお、デイ “モン” の名前にひっかけ、熊本県の公式ゆるキャラのくま “モン” が登場し、花束をプレゼントするなど会場を賑わせた。