今年デビュー23年目の演歌歌手、藤原浩が新曲「雪舞いの宿」(8月17日発売、キングレコード)の発表会を22日、東京・渋谷のシダックスカルチャーホールで開催した。
新曲「雪舞いの宿」は、船でしか渡れない秘境、富山・大牧温泉を舞台に、やるせない女心を綴った恋唄。前シングル「越前つばき」(15年11月25日発売、同)に続く “艶歌” 作品。
これまで男のロマンを歌うことが多かったという藤原は、前作「越前つばき」から新境地となる艶歌に挑戦。「はじめは、イントロが流れても自分の曲ではないような気がしていた」そうだが「カラオケ愛好者からの反応が良く、キャンペーンで久しぶりに売れ行きの良さを実感でき、艶歌を自分らしく歌えるようになってきた」。新曲「雪舞いの宿」についても「歌い込んで自分のものにしていきた」と意気込む。
発表会では「雪舞いの宿」「越前つばき」など全14曲を披露。「雪舞いの宿」作詞の仁井谷俊也氏、作曲の徳久広司氏、キングレコードの担当ディレクター中田信也氏も駆けつけ、ステージでトークを繰り広げた。