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芹洋子、日中交流で今年度外務大臣表彰受賞

【FREE】芹洋子、日中交流で今年度外務大臣表彰受賞

2016年07月21日
平成28年度外務大臣表彰を受賞した芹洋子 平成28年度外務大臣表彰を受賞した芹洋子

 歌手・芹洋子が20日、平成28年度外務大臣表彰を受賞し、その喜びの会見を所属のキングレコード別館7F会議室(東京・文京区)で行った。

 今回の受賞は、音楽を通じた日本と中華人民共和国との相互理解の促進が評価されたもの。

 芹は1976年にリリースした「四季の歌」がミリオンセラーを達成する大ヒット。同曲はNHK国際放送から中国向けに放送されていたことから、現在でも同国で日本の代表曲として広く愛唱されている。

 80年代から中国にも度々招かれ、84年には北京首都体育館のコンサートで麗媛(習近平国家主席令夫人)と「四季の歌」を歌い協演。2015年には日中文化交流の促進を図る「日本文化を紹介する月間事業」への出演要請を受け、北京市・中央民族歌舞団民族劇院で8年ぶりにコンサートを実施するなど、「四季の歌」リリース当時から現在に至るまで両国の相互理解に多大な貢献を果たしてきた。

 今回の受賞に芹は「先ほど岸田外務大臣から表彰を受けまして、外務大臣賞を受賞致しました。音楽に国境はないといいますが、これからも中国だけではなくて色々な方との交流を音楽で進めていければと思います。本当にありがとうございます」と笑顔を見せた。

 なお、今回の平成28年度外務大臣表彰受賞者は個人で全142名が受賞しているが、歌手では芹が唯一の受賞となった。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。