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16年目「東映2大ヒーロー夏祭り」発表会見

【FREE】16年目「東映2大ヒーロー夏祭り」発表会見

2016年06月09日
 01年にスタートし、今年で16年目を迎える「東映2大ヒーロー夏祭り」の製作発表会見が8日、千代田区の東京国際フォーラムで実施された。仮面ライダーシリーズ生誕45周年、シリーズ17作目『劇場版 仮面ライダー 100の眼魂(アイコン)とゴースト運命の瞬間』からは、出演の西銘駿、大沢ひかる、山本涼介、磯村勇斗、柳喬之、監督の諸田敏、劇場版ゲストとして沢村一樹、木村了が登壇。スーパー戦隊シリーズ40作目『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキ サーカス パニック!』からは、出演の中尾暢樹、柳美稀、南羽翔平、渡邉剣、立石晴香、監督の柴﨑貴行、劇場版ゲストとして、吉村崇(平成ノブシコブシ)が出席した。

 会見冒頭に東映の鈴木武幸専務取締役テレビ事業部門担当が登壇し、両作品について説明した。

 今年の仮面ライダーでは、ゴーストとそっくりの“ダークゴースト”が登場し、100の眼魂を集め、すべての人類をゴーストにしようと企む。この計画を阻止すべく、主人公タケルたちライダーがダークゴーストに立ち向かう。沢村は新ライダー深海大悟役(ゼロスペクター)、木村は主人公タケルたちの前に立ちはだかるアルゴス役(ダークゴースト)を演じた。登壇者らによると、これまで前作「ドライブ」や1号の藤岡弘、らと共演してきた経験が活かされている。

 今年のスーパー戦隊では、ジュウオウジャーの5人がサーカスに遭遇、そこに宇宙サーカス団団長を名乗る宇宙人・ドミドルが現れる。ドミドルの狙いは宇宙全体をサーカスステージに作りかえるために、邪魔な星を滅ぼすことだった――。吉村はドミドル役を演じた。登壇者らによると、ダンス、大勢の一般エキストラ、サーカスという設定上でのアクションなど、映画版ならではの楽しみが詰まっている。

 仮面ライダー劇場版ゲストの沢村は、「僕が出ることでライダー史上初のR‐15指定になるのではという噂がある」「仮面ライダーは若手の登竜門。福士蒼汰くんや佐藤健くんの様にブレイクするかも」と笑いを誘い、「子どもに知らせるとガッツポーズしていた。妻や友人も喜んでくれた。思っていた以上の反響だった」と話した。木村は、「平成ライダーでは敵役が好きだったので、今回どのような敵役を演じるか精一杯悩んだ」とオファー時を振り返った。スーパー戦隊劇場版ゲストの吉村は、「僕は『科学戦隊ダイナマン』の世代。その延長線上にあって、更に進化し続けている作品に出演できて感無量。めちゃくちゃ楽しかった」とコメントした。東映配給。8月6日全国公開。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。