ファインフィルムズ配給『ロブスター』の公開記念スペシャルトークショーが10日夜、シネマカリテで開催され、「独身者は45日以内にパートナーを見つけないと動物にさせられる」という設定にちなみ、JAGUAR(ジャガー)さんが映画イベントに初登場した。
ジャガーさんは千葉テレビで自ら放送枠を買い取り、ミニ番組「ハロー・ジャガー」を放映していた、千葉の英雄として人気を集めるロック・ミュージシャン。初の映画イベントとあってやや緊張気味の様子で登場したが、司会から「この映画の世界にいたら、どんな動物になりますか?」と問われると、ジャガーではなく「鳥とか馬になりたい」と答え、動物占いをすると「“楽観的なポニー”とでた」と話すなど、シュールで独特なジャガーワールドを炸裂させ、会場を沸かせた。
「主人公を演じるコリン・ファレルのでっぷりとした中年太りと比べて、ジャガーさんのスマートな体型の秘訣は?」と問われると「ジャガーも太ってる時はあります。気を付けていることはありません!じゃんじゃん食べます」と笑いながら回答。司会者から控室でフルーツのバナナを食べていましたねと突っ込まれ、意外にもヘルシーな食生活を暴露され、思わず照れ笑いする一幕もあった。
最後は、会場の観客の写真撮影に笑顔で応え、積極的にカメラに向かってポーズをとるなど、サービス精神旺盛な姿を見せ、ツイッターなどのSNSでの拡散に貢献した。この模様は、翌金曜の日テレ「ZIP!」や、「スッキリ!!」で、映画の予告編映像とともに放送されるなど、週末動員へ勢いをつけた。
シネマカリテでは、男女とも料金が1000円となる9日(水)サービスデーが、動員444人、興収44万4700円を計上。土曜の初日対比で、動員は108%、興収は69%だった。