閲覧中のページ:トップ > 放送ニュース >

15年/フジ民放4位転落、TBS浮上

【FREE】15年/フジ民放4位転落、TBS浮上

2016年01月04日
★15年/フジ民放4位転落、TBS浮上(11時53分更新)

 2015年「年間」平均視聴率(14年12月29日~16年1月3日)は、フジテレビが民放4位に転落し、TBSが浮上の兆しをみせた。

 まず、日本テレビは2年連続3冠で圧勝し、2位はテレ朝で、前年と同じ順位となった。NHKはG帯と全日で3位、TBSはP帯で3位となった。TBSは前年P帯5位から大きく浮上、ポイントもG・P帯とも前年と比べ上昇している。NHKはP帯で5位。
 一方、フジテレビはP帯で4位、G・P帯5位となった(民放では3部門とも4位)。テレビ東京は6位。

 2015年はフジテレビの転落が目立った。この大晦日をはさんだ15年の最終週(12月28日~16年1月3日)も、P帯7・2%とテレビ東京と同率という結果だった。G帯は7・2%で、テレ東(7・1%)と0・1ポイント差と競り合うほどだ。フジは、15年1月第1週でテレ東に抜かれ、1963年の視聴率調査開始以来初のG・P帯最下位(民放5位)とスタートでつまずき、その後も苦戦、迷走が続いている。

 なお、ポイントでは、NHKも前年と比べ3部門ともダウン。テレ東はG・P帯でダウン。一方、独走の日テレはG・P帯は変わらず、全日が上昇した。テレ朝はP帯・全日は下げたが、G帯は0・1ポイント上昇した。TBSはG帯で前年比0・3ポイント増、P帯で0・5ポイント増と上昇し順調だ。

 その他(BS、CS、他)はG・P帯とも前年同率。HUT(総平均視聴率)は3部門ともダウンし、テレビ離れの傾向は続く。 2016年も日テレ独走となるか、フジは浮上を果たすことができるか、注目される。

2015年年間平均視聴率(14年12月29日~16年1月3日)
G帯(19時~22時)、P帯(19時~23時)、全日(6時~24時)

日テレ=G帯12・6、P帯12・5、全日8・6
テレ朝=G帯11・0、P帯11・2、全日7・1
TBS=G帯9・8、P帯9・8、全日5・9
テレ東=G帯6・8、P帯6・5、全日3・1
フジ =G帯9・2、P帯9・3、全日6・4
NHK=G帯10・4、P帯9・2、全日6・7

その他=G帯7・4、P帯7・1、全日4・8
HUT=G帯62・0、P帯60・3、全日40・9




※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。