11月4日発売のシングル「風の中のクロニクル」(日本クラウン)でメジャーデビューした歌手の多田周子が12日、東京・代々木上原のけやきホールでコンサートを開催。この日が「私にとって新しい扉」と挨拶し、デビュー曲「風の中のクロニクル」や日本の歌メドレーなど披露した。
秋元順子のヒット曲「愛のままで…」(08年)の作曲で知られ、「風の中のクロニクル」の作曲を担当した花岡優平氏も駆け付け「愛のままで…」など2曲を披露した。
多田は兵庫県たつの市出身。京都芸術大学音楽部声楽科卒業後、オーストリアへ音楽留学。帰国後、関西を中心にテレビキャスターやレポーターなどのメディア活動をしながら音楽活動を開始。「赤とんぼ」「ふるさと」など日本の童謡、唱歌を届けてきた。