俳優の竹内力が演歌デビュー曲「桜のように」(9月16日発売、テイチクエンタテインメント)の発表会を14日、東京・品川のJ‐SQUAREで開いた。
「桜のように」は、竹内が亡き友人(俳優アンドレ)を想い、自ら作詞した楽曲。「皆さんにも友達がいると思いますので、(曲に込めた)想いは絶対に伝わると思っています。皆さんの力で広めてくれたら嬉しいです」とPR。同曲を歌唱後「彼が目の前に現れてくれたようで、想いをこめて歌うことができました」と話した。
10年以上前に知り合い、普段から食事やカラオケなどを通じて付き合いのある大先輩の演歌歌手、山本譲二がプロデュースを担当。お酒の席で話したことがきっかけで今回の演歌デビューが実現したそうで「自分にとって子供の頃からの大スターである山本譲二さんが応援してくれて、神が舞い降りた感じです」と感激しきり。
作曲は山本の盟友、吉幾三。「もし自分が作っていたら女々しいというか下がったメロディになっていたと思いますが、吉さんは下がりすぎず桜のように明るい曲を書いてくれました」と感謝を示した。
花束を持ってお祝いに駆けつけた山本は「彼はこの歌一発で終わる人間じゃないが、何とかヒットしてもらいたい」と激励。来られなかった吉は「亡くなったご友人の為にも長く歌い続けて下さい。だが、ヒットを出すのは簡単じゃねえぞ!」とメッセージを寄せた。
今後の俳優・歌手活動について、竹内は「バランスもクソもないですよ。両方、一生懸命やっていくだけ。中途半端では終わりたくないです」と力を込めて語った。