ＫＡＤＯＫＡＷＡ『キングスマン』宣伝展開

　ＫＡＤＯＫＡＷＡ配給『キングスマン』が９月11日に公開される。『キック・アス』のマシュー・ヴォーン監督がメガホンをとり、コリン・ファース、サミュエル・Ｌ・ジャクソン、マイケル・ケインらが出演。ブリティッシュ・スーツに身を包んだスタイリッシュなスパイ機関「キングスマン」のメンバーが過激なアクションを繰り広げる話題作だ。

　全世界で興収４億ドル突破の大ヒットとなった同作がいよいよ日本公開を迎える。すでにＳＮＳを中心に話題が沸騰し、映画業界内でも評判の高さが広まっている。その宣伝展開について、映像事業局 映像営業部 映画宣伝課シニアマネージャーの栗原弘行氏が次の通り語った。

▼当初はラインナップになかった作品だが、今年の３月頃にお話を頂いた。予告編を見ると相当面白そうで、監督の過去作も知っていた。社内で即決し、すぐに買い付けることを決定した。

▼どちらかと言えばコアなファンがいるイメージの監督なので、どうやって「より大きく」するのかを意識した。定番アクション風で売ってしまえば興収の上限が見えるし、コア過ぎてもいけない。イメージしたのは『ウォンテッド』や……