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『ジュラシックW』来日会見にDハワードら

【FREE】『ジュラシックW』来日会見にDハワードら

2015年07月14日
『ジュラシック・ワールド』来日記者会見 『ジュラシック・ワールド』来日記者会見

 東宝東和配給『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレボロウ監督、出演のブライス・ダラス・ハワード、ニック・ロビンソン、タイ・シンプキンスの来日記者会見が13日に六本木のザ・リッツ・カールトン東京で実施された。

 同作は、スティーブン・スピルバーグ監督が製作総指揮を務めた『ジュラシック・パーク』シリーズ最新作。トレボロウ監督は、「スピルバーグ監督から直々に依頼を受けた。彼は、本作を作ることに意欲的ではあったが、単なる金もうけなどの為にはやりたくないと主張していた。つまり続編製作に、何らかの意味を求めていた。そこで私は、今までのシリーズを模倣するわけではなく、現代の若い世代に向けた映画を作った。若い世代に向けた一方、老若男女誰でも共有できる作品でもある。劇場で観てほしい」と製作に至った経緯と想いを語った。

 なお、世界では6月12日(一部10日)より公開され、全世界オープニング歴代興収1位(5億2410万ドル)という歴史的快挙とともにスタート。映画史上最速となる公開から13日目にして全世界累計興収10億ドルを突破した。ロビンソンは、「大勢の反応を見ることのできる素晴らしい体験をさせてもらっている。次の『ジュラシック~』への進化のステップとして本作があるだろう。オリジナルファンの期待にも適うことが出来ればと願っている」と話した。

 会見途中、日本語吹替版キャストを担った玉木宏(クリス・プラット)、木村佳乃(ハワード)、松岡茉優(シンプキンス)が登場した。玉木は、「次々と世界興収の記録を塗り替えている本作であるが、日本でも楽しみにしているファンが大勢いるはず。トレボロウ監督おめでとう」と賛辞の言葉を伝えると、トレボロウ監督は、「日本が世界で最後のツアー場所。色々な国をまわってきたけれど、声優キャストにお会いするのは初めて。声は個性が出る要素の一つ。演じてくれた彼らに出会えて光栄」とコメント。

 木村は、「玉木さんに録音にかかった時間を尋ねると、4時間という驚きの回答だった。私は、3日間かかった。ハワードさんの迫力ある演技をやってみると、声がガラガラになった」と収録の裏話を披露すると、ハワードは、「私は、実際に演技をしながら声を出していたので楽だった。声だけで演じる方が難しいことだ。こんなに綺麗な方に演じて頂き嬉しい」と喜びを表現した。松岡は、「吹替の仕事は初めてだった。ずっと、シンプキンス君の口元を見ながら、声を当ててきた。今日、初めてお会いするのに、初恋の人に再会した気分」と想いを伝えると、シンプキンスは、「不思議な気持ちだ。照れてしまう」と微笑みながら話した。会見は、終始和やかな雰囲気のまま進行された。8月5日(水)より全国ロードショー。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。