今年デビュー49周年の女優、松坂慶子と作曲生活50周年の浜圭介が2日、東京・文京区のキングレコード関口台スタジオでデュエットシングル「哀愁の札幌」(7月22日発売、キングレコード)公開レコーディングを実施した。
「哀愁の札幌」は、浜氏が幼少期を過ごした北海道・札幌を舞台に、大人のラブストーリーを描いたデュエット曲。「この大人の恋物語をドラマチックに表現できるのは、女優松坂慶子さんしかいない」という浜氏のラブコールによって今回のデュエットが実現した。
浜氏は松坂について「非常に丁寧に大事に、また歌の主人公になりきって歌ってくれました。やはり女優だなと。歌い手にはない感性をもっている」。
松坂は「去年から準備して丁寧に歌を作り上げてきました。デュエットは2人で1つの世界観を作って行くもの。先生の世界観に、下の方から段々と積み上げていき、辿りつけたかなと思っています」。
また、レコ―ディンクにあたって浜氏から贈られた手書きの譜面を手に「先生の音楽にかける熱い想いを感じました。先生はとてもダンディな素敵な方で、私が今年お会いした人の中で一番情熱があって、やる気に満ちた力強い方。メロメロです」と笑顔で話していた。